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京都研修
2018/05/10
この度社員研修で一路京都へと行って参りました。
移動中先輩方を差し置いて常に爆睡していた新入社員の山元と申しますこんにちは。
万全の態勢で研修に臨んでおりますよ!
今回は格式高いお着物にはつきものの、「絞り」の技術と「綴(つづ)れ帯」について勉強させていただきました。
なんと工房にもお邪魔させて頂き、伝統の職人技を間近で拝見することができました!
絞りは一粒一粒手作業で布を糸で括っていく、細かくて手間のかかるものです。
有名所で言えば、鹿の背中のまだら模様に似ているという「鹿の子絞り」でしょうか?
皆様もお着物の柄の一つとして目にされたことがあるのではないかと思います。
私共が見学させて頂いたのは絞りの中でも「針疋田(はりひった)」と呼ばれるもので、職人さんが使っている道具の先端には実は小さな鉢がついています。
針に引っ掛けた布を先端を残してクルクルっと糸で巻くと、生地を染める時に糸で縛られた部分だけは色がつかず、何を隠そう鹿の子模様になるのです。
鹿の子模様の分だけ糸をクルクル、クルクル…職人さんの手つきには一切の迷いがありませんが、これこそが伝統芸能、職人技…!
やってみろと言われても、やってみたくても真似はできません…。
手間暇かけられたお着物とその伝統の価値を再認識することとなりました。
綴れ帯の工房では実際に帯を織っている姿を見学させていただき、いろいろな作品も拝見させて頂きました。
よどみなくリズミカルに織られていく帯の様子には感嘆し通しです。
鮮やかな赤い色合いが目を惹く帯は、何と京都祇園祭の山車、その飾り帯に使用されていたものだとか。
こちらも勿論、すべて手作業です…!
「爪掻本綴織(つめがきほんつづれおり)」というのですが、織物の歴史の中でも特に古いものになります。
ヤスリで削った爪を使って模様を表現していく手法で、糸で絵を描くようだとも言われます。
精密で美しい伝統工芸を直接この目で見られることに感謝感激です!
入社早々、こんなにも有難い研修に参加させて頂いて宜しいのでしょうか…?
しっかりとこの身の糧にさせて頂き、ますます精進させて頂きたいと思います。
貴重な体験、本当にありがとうございました!
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