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着物の柄に込められた意味について~吉祥文様4選~ 小松市着物専門店あかね
こんにちは、石川県小松市の
振袖専門店あかねの山上です。
今日は、振袖・着物の柄に込められた意味
についてご紹介していきます。
特に今日は
吉祥文様
(きっしょうもんよう)
に注目していきます☆
まず、吉祥文様とは…
吉祥という言葉は
非常に縁起のいい意味
をもつ言葉です。
日本伝統の和柄文様の中でも
縁起の良いものや動植物など
をモチーフにした文様の総称です。
では、吉祥文様の中でも柄があるのか
少しご紹介していきます。
◎鶴
長寿の象徴として
古くより用い愛されている吉祥柄です。
遠くまで響く鳴き声は、まで届いているかの如く
”天上界に通ずる鳥”
として尊ばれてきました。
また、つがいが仲良く一生を添い遂げることから
”夫婦円満の象徴で
夫婦の幸せを願う”
意味が込められています。
◎矢絣
矢羽根をモチーフにした文様です。
江戸時代には、射った矢は戻らない事から
矢絣の着物を婚礼の縁起物として
持たせる風習がありました。
大正時代には、袴と合わせる着物の柄として流行し
多くの人に愛される和柄となり
縁起柄として親しまれています。
振袖の柄にもおしゃれに入っています。
◎青海波(せいかいは)
連続した波を表した模様で
「青海波(せいかいは)」と呼ばれる文様には
”家庭円満、平穏な暮らしへの願い”
無限に広がる波の文様に
”未来永劫へと続く幸せへの願い”
が込められています。
発祥は、古代ペルシャと言われています。
シルクロードを経て
日本に持ち込まれたのが飛鳥時代です。
その後、平安時代に書かれた源氏物語で
光源氏が舞う「青海波」という雅楽の舞曲から
名前が付けられたと言われています。
今風の華やかな振袖の中にも
こんな感じで潜んでいることもあります。
◎亀甲
六角形の亀甲羅文様です。
亀は、100年から200年も生きる種類もあり
長寿吉兆の象徴として
古くから愛されてきた吉祥文様です。
「吉祥文様4選」いかがでしたでしょうか?
何気なく目にしていた柄の意味を知ると
もっといろんな柄を見つけたり
意味を知りたくなったりしますね。
お嬢様やご家族様の願いに
ぴったりの振袖・着物をを見つけたい方は
是非、ご来店お待ちしております。
お気軽にお越しくださいませ。
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